DSpace
 

Tamagawa University Academic Repository >
00. 大学 >
06. 論叢:教育学部紀要 >

このアイテムを引用あるいはリンクする場合は次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11078/20

タイトル: 大正期における「虚弱児童」の教育問題化と「野外教育」
その他のタイトル: The Education Problem of “Weakening Children” and Outdoor Education in the Taisho Period
著者: 野口, 穂高
キーワード: 野外教育
虚弱児童
発育概評
都市問題
自然環境
発行日: 2012-03-31
抄録:  本論文では,大正期に「虚弱児童」の増加が教育問題とされた背景を明らかにするとともに,この課題克服のために実践された「野外教育」について,その特質と意義を考察した。「虚弱児童」の増加は,「発育概評」という誤った基準により身体が測定されたことに起因していた。この結果,当時の「虚弱児童」は,健康な子どもと病弱な子どもが混在する状況にあった。そして,多数の子どもが「虚弱児童」に該当すると認識されたために,深刻な「教育問題」として捉えられ,「野外教育」の流行につながったのである。しかし,子どもの身体の状況を正確に把握せずに「野外教育」を実施した結果,対象と教育方法が一致していないなど,種々の課題を含むことになってしまう。とりわけ,社会制度や都市構造の矛盾など,根本的な要因を見極めずに,一過性の教育活動による課題克服に終始した点は,当時の「野外教育」が常に内在していた歴史的制約であったといえる。
URI: http://hdl.handle.net/11078/20
ISSN: 1348-3331
出現コレクション:06. 論叢:教育学部紀要

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
5_2011_47_64.pdf1.3 MBAdobe PDF見る/開く

本リポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0! DSpace Software Copyright © 2002-2010  Duraspace - ご意見をお寄せください