DSpace
 

Tamagawa University Academic Repository >
00. 大学 >
01. 論叢・文学部紀要 >

このアイテムを引用あるいはリンクする場合は次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11078/328

タイトル: ヤスパースにおける「唯一無比の実践」としての哲学的思索―「内的行為」と「生の実践」―
その他のタイトル: Philosophisches Denken als „eine einzigartige Praxis“ bei Karl Jaspers: „inneres Handeln“ und „Lebenspraxis“
著者: 中山, 剛史
キーワード: ヤスパース
倫理学
実践
内的行為
宗教哲学
発行日: 2016-03-31
抄録: ヤスパースは,「哲学的思索は唯一無比の実践である」と述べている。本稿では,この一文を解釈することを通じて,ヤスパース哲学における独特な「実践」のありようを明らかにしたい。ヤスパースにおいて哲学的実践とは「内的行為」と「生の実践」にほかならない。「内的行為」においては自己自身とともに「存在があらわになる」と言われている。これはどういうことか。筆者はここに,後期ハイデガーの「存在の思索」を彷彿とさせるような〈存在の呼びかけに呼応する〉というモチーフを見てとるが,ヤスパースの場合,それが「生の実践」と密接に連関するというところに強い倫理的・実践的性格が見られる。こうした実践は,「時間の中で永遠性に触れる」ような高次の実存的・形而上的な「観想」にもとづく独特な「実践」であると言えよう。以上のように,ヤスパースにおける「実践」の哲学は,「永遠の現在」に根ざした宗教哲学的な色彩の強い独自の倫理学であったと解釈できよう。
URI: http://hdl.handle.net/11078/328
ISSN: 0286-8903
出現コレクション:01. 論叢・文学部紀要

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
1_2015_37-69.pdf494.15 kBAdobe PDF見る/開く

本リポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0! DSpace Software Copyright © 2002-2010  Duraspace - ご意見をお寄せください